【ヒント】
デビューは1歳7か月! 紅白に出場もした舞台役者は?
大衆演劇の旅一座の座長だった父母のもと、8人きょうだいの7番目の子として生まれた。
「子役デビューは1歳7か月。ある日、舞台の合間の休憩時間に客席が騒がしいので母が見に行くと、おしめをした僕がBGMに合せて花道で踊っていたとか。すぐに着物とかつらを作ってデビューしたそうです」
役者も教育をという父の方針で小学校時代は祖母の家に預けられたが、中学卒業後、兄が座長となった劇団に戻り、一から役者修行を始める。
「転機は、かわいがってくれた漫画家石ノ森章太郎先生に、男女の相舞踊『矢切の渡し』を踊ってほしいと言われ、初めて女形を演じたこと」
艶やかな美しさは「下町の玉三郎」と大評判に。ドラマ出演や、デビュー曲「夢芝居」の大ヒットと、瞬く間にお茶の間でも大人気になった。
「テレビで売れても“やっと舞台でメシが食える”と思っただけで、昔も今も自分の中心はずっと舞台役者。バラエティ番組での毒舌も、求められる“役”を演じているだけ(笑)」
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!
初回登録は初月300円
月額プラン
1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2021年9月号