久住さん
僕、実は贈り物ってあまり用意しないんだよね。「うまい!」と思ったものは一緒に楽しんでほしいから、その場でみんなにあげちゃう。津軽の小山せんべい店の手焼きせんべいは、誰が食べても必ず美味しいんです。青森にロケに行ったとき、空港の売店で売っていたのを見かけて、買ってバスの中で配りました。運転手さんも編集さんも「うまい! うまい!」って。帰りにみんな売店に寄るもんだから売り切れちゃってた(笑)。
お酒に合うお菓子もいい。シェ・リュイのプティ・サレ・アペリティーフは6種の塩味パイ。オリーブ、ガーリック、コンブ、エビなど小粒で「これは何?」と次々食べてしまい、ダイエット中の人には危険なほど。
美味しいものをみんなでシェアする。僕にとっての贈り物は、その「空間」なのかも。
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source : 文藝春秋 2022年9月号