ちあきなおみ「喝采」
(1972年、作詞:吉田旺 作曲:中村泰士)
尾崎紀世彦「また逢う日まで」
(1971年、作詞:阿久悠 作曲:筒美京平)
太田裕美「木綿のハンカチーフ」
(1975年、作詞:松本隆 作曲:筒美京平)
「喝采」当時の歌謡曲の中でも、ひときわ神がかった曲のように思えました。イントロが秀逸で、ドラマチックな展開と、魂の熱唱。子供心に胸を打たれました。
「また逢う日まで」つぶやくように歌が始まったかと思うと、サビに入ってからの大きな解放感が素晴らしいと思いました。この曲を最近また誰かがカヴァーしたのか、渋谷で繰り返しかかっていました。やはり名曲は残るものなんですね。
「木綿のハンカチーフ」別れの歌なのに明るいメロディという組み合わせに、かえって胸が切なくなりました。
平成令和の時代も作曲家はたくさん出ていますが、作詞家という職業は昭和でなくなってしまったのでは、と思われるほど、この当時の歌詞には圧倒されました。
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!
初回登録は初月300円
月額プラン
1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2024年2月号