「文藝春秋 電子版」は12月14日(土) 14時30分より、評論家の中野剛志さんと、経済アナリストの森永康平さんによるオンライン番組「『103万円の壁』撤廃で日本財政は破綻する?」を生配信します。
当日リアルタイムでご覧になれない方も、アーカイブ動画を配信しますので何度でもご覧いただくことができます。アーカイブ動画は生配信終了後、一両日中に公開します。
「7~8兆円」の税収減になる?
10月27日に投開票された衆院選では自由民主党が議席を50席以上減らし、与党の議席数は過半数割れとなりました。一方、国民民主党は躍進し、選挙前の4倍にあたる28議席を獲得。「少数与党」の状態で11月28日に召集された臨時国会では、国民民主党が強く要望する「103万円の壁の撤廃」が争点の一つとなっています。
「手取りを増やす」を掲げ、議席を増やした国民民主党は、所得税課税の対象となる最低限の年収を「103万円」から「178万円」に引き上げることを訴えています。実現した場合には、国民の“手取り”が増える一方で7~8兆円もの税収減となるという試算(総務省)もあります。
森永さんは11月21日に出演した「ABEMAニュース」で、「単年度で見れば税収が減るかもしれないが、複数年度で見れば(『103万円の壁』撤廃で)消費が増えて、数年後には税収がプラスに転じる可能性もある」と発言。“税収減”をネガティブにだけ受け取ることに対して異論を唱えています。
果たして、「103万の壁」撤廃で日本財政、そして日本社会はどう変わるのか。お二人の議論をぜひご覧ください。
◆番組概要
番組名:『103万円の壁」撤廃で日本財政は破綻する?
出演:中野剛志、森永康平
日時:12月14日(土)14時30分〜15時30分 完全オンライン番組です
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