「文藝春秋 電子版」は12月16日(月)18時より、高口康太さんと安田峰俊さんによるオンライン番組「中国さっぱりわからん! 第22回」を生配信します。
現場の最前線で中国に関する取材を続けてきた高口さんと安田さん。数多くの著作を発表してきた二人が「それでも、中国はさっぱりわからん!」と唸りながら、その深淵を探求する――それがオンライン番組「中国さっぱりわからん!」です。中国政治や中国社会の最新事情から日本に住む中国人の実態まで、幅広く語り合う対談形式の番組です。
生配信映像は本記事上に表示されます。
当日リアルタイムでご覧になれない方も、アーカイブ動画を配信しますので、何度でもご覧いただくことができます。アーカイブ動画は生配信終了後、一両日中に公開します。
中国経済は沈没するのか?
第22回は、今年一年の中国事情を振り返りながら、2025年の中国の動きを先読みしていきます!
2024年、中国では不動産市場の低迷が続くなど、経済の不調が深刻化しています。11月に開催された全人代では、低迷する中国経済の起爆剤として、特別国債など10兆元(約214兆円)超の発行が承認されましたが、今後の経済はどうなるのでしょうか。
また、11月には石破茂首相が習近平国家主席と初めて会談し、「建設的かつ安定的な関係」を構築することを確認しましたが、中国軍機の領空侵犯といった威嚇行動や、緊迫する東シナ海情勢、原発処理水を巡る水産物の輸入規制撤廃の早期実現など、日中間の課題は多く残されたままです。
さらに、安田さんの取材によると、近年、中国要人が沖縄県を訪問するケースが増えているといいます。玉城デニー沖縄県知事と中国要人との会談も実現していますが、中国の狙いは何なのでしょうか。
2025年のホットトピックとなる中国最新事情を解説していきます!
オンライン番組「中国さっぱりわからん!」では、毎月テーマを変え、ほかでは知ることのできないディープな中国情報をお届けしていきます。
◆番組概要
番組名:先読み!中国最新事情2025
出演:高口康太、安田峰俊
日時:12月16日(月)18:00~19:30
※視聴するには、「文藝春秋 電子版」の会員になる必要があります
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◆安田 峰俊(やすだ・みねとし)プロフィール
1982年滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員協力研究員。中国近現代史を専攻していた立命館大学文学部在学中に中国広東省の深圳大学へ交換留学、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。2018年、天安門事件に取材した『八九六四』をKADOKAWAより刊行し、第5回城山三郎賞・第50回大宅壮一ノンフィクション賞をW受賞。ほか、『「低度」外国人材』(KADOKAWA)、『さいはての中国』(小学館新書)、『性と欲望の中国』(文春新書)など著書多数。中国をキーワードに北米・東南アジア・アフリカまで取材する。
◆高口 康太(たかぐち・こうた)プロフィール
1976年千葉県生まれ。ジャーナリスト、千葉大学客員准教授。中国経済、社会、在日中国人などをテーマに取材活動を続けている。経済誌を中心に寄稿を続けるほか、「クローズアップ現代」「日曜討論」などテレビ出演も多数。著書に『現代中国経営者列伝』(星海社新書)、『幸福な監視国家・中国』(NHK出版新書、梶谷懐氏との共著)など。『プロトタイプシティ 深圳と世界的イノベーション』(KADOKAWA、高須正和氏との共編)で第37回大平正芳記念賞特別賞を受賞。
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