【フジテレビ問題は他人事じゃない】

【フジテレビ問題は他人事じゃない】

「同質性の高い壮年男性」問題とは(前編)

古賀 史健 ライター
村井 弦 文藝春秋PLUS編集長
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〈番組概要〉
 ビジネスの最前線を深堀りする「+BUSINESS」。ゲストは、ジャーナリストの浜田敬子さん、ライターの古賀史健さんです。2024年12月、『女性セブン』と『週刊文春』の報道に端を発するフジテレビ問題。中居正広氏と女性との間に発生したトラブルを巡り、フジテレビ側の対応への批判が高まりました。結果として嘉納修治会長と港浩一社長の辞任に始まり、日枝久氏が、フジテレビジョン取締役相談役とフジサンケイグループ代表から退く事態となりました。3月31日、性加害トラブルとフジテレビの関わりなどについて調査を委嘱された第三者委員会は、報告書を公表。その内容に世間が揺れています。古賀さんは同報告書で繰り返し使用される「同質性の高い壮年男性」という言葉に注目した投稿をFacebookに投稿しています。お二人にフジテレビ問題と「男性中心社会」の弊害について伺いました。

〈ゲスト〉
・古賀史健|ライター
 株式会社バトンズ代表。1973年、福岡県生まれ、九州産業大学芸術学部卒。1998年、出版社勤務を経て独立。聞き書スタイルの執筆を専門とし、実用書、ビジネス書、タレント本などで幅広いジャンルで数多くのベストセラーを手掛ける。2013年に出版した『嫌われる勇気』がミリオンエラーを記録、ビジネス書の地位向上に貢献したとして、2014年「ビジネス書大賞・審査員特別賞」受賞。

・浜田敬子|ジャーナリスト
 1989年に朝日新聞社に入社。前橋、仙台支局、週刊朝日編集部を経て、99年からAERA編集部。副編集長などを経て、2014年からAERA編集長。編集長時代はネットメディアとのコラボレーションや1号限り外部の人に編集長を担ってもらう「特別編集長号」など新機軸に挑戦。2017年3月末で朝日新聞社退社し、世界12カ国で展開するアメリカの経済オンラインメディアBusiness Insiderの日本版を統括編集長として立ち上げる。2020年末に退任し、フリーランスのジャーナリストに。2022年8月にリクルートワークス研究所が発行する『Works』編集長に就任。

〈MC〉
・村井弦 |文藝春秋PLUS編集長
 1988年、東京都稲城市出身。2011年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2015年7月、「文藝春秋」編集部。2019年7月、「文藝春秋digital」プロジェクトマネージャー。2021年7月、「週刊文春電子版」デスク。2024年7月から「電子版統括編集長」となり、2024年12月に映像メディア「文藝春秋PLUS」編集長に就任。

source : 文藝春秋 PLUS動画

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