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(2)フリックの進化系「ターンフリック入力」
スマホでの日本語入力は極めたいけど、新たにキー配置を覚えるのはハードルが高すぎる……そんな人にオススメしたいのが、フリック入力の上位互換にあたる「カーブフリック入力」「ターンフリック入力」などと呼ばれる入力方法です。今回は前述の「アルテ日本語入力キーボード」が対応している「ターンフリック入力」を例に説明します。
フリック入力の場合、例えば「ぶ」と入力するには、「は」を押したまま上方向にスライドさせて「ふ」を入力し、続けて濁音キーをタップしますが、このターンフリック入力では、「は」から上方向にスライドさせた指を離すことなく、さらに横方向へとスライドさせます。これにより、濁点を含む「ぶ」が入力できます。
同様に、反対方向にスライドさせれば半濁音の「ぷ」も入力できるほか、促音の「っ」なども、同じように大文字の「つ」から指をスライドさせることで入力できます。スライドの方向(時計回り/反時計回り/その他)は設定画面で変更できますので、直感的に分かりにくい場合も、自分に合ったカスタマイズが可能です。ちなみに筆者は「時計回り」に設定しています。
その他の入力方法は通常のフリック入力とまったく同一で、また従来のように濁音キーや半濁音キーを使った入力にも対応しますので、フリック入力を使いながら徐々に慣らしていったり、また濁音だけはこのターンフリック入力でその他は従来のフリック入力といった使い分けも可能です。フリック入力をマスターしている人であれば、試してみる価値はありそうです。