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〈タッキー退社&キンプリ3人脱退の真相〉キンプリを奪われたジャニー社長は滝沢に…4年前に始まっていた事実上の“事務所分裂”

「その後継者って、ジャニーさんの意志を継ぐって話でしょう? ぜひ継いでもらってさ。ジャニーさんは、今までどんどん成功を収めてきたじゃない。でも、滝沢は時にはそうじゃないこともあるかもしれない。そういう時に皆で温かく見守って、応援してあげたいっていう気持ちしかないよね」

事務所の“長男”のマッチ

――ジャニー氏の後継者は近藤さんだと思っていたが?

「誰が? 本当に?」

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――最近、ジャニーズ事務所を辞めるタレントが多いが、危機感は?

「うん、うん、何もない、何もないよ」

 屈託のない笑顔でそう語る近藤は、しかし、まだ事態をよく飲み込めずにいるようだった。

「ジャニーズ年表」〜事務所設立からタキツバ解散まで

事実上のジャニーズ分裂

 今回滝沢が「人生を捧げたい」と言い切った相手はジャニーズ事務所ではなく、あくまで“育ての親”のジャニー氏。その違いはどこにあるのか。「師弟愛」という美談の裏側で、ジャニー氏と滝沢による、メリー喜多川氏(91)と娘・藤島ジュリー景子氏(52)に対する「最後の戦い」があった――。

 現役の所属タレントが明かす。

「滝沢君と経営トップのジュリー副社長との関係は悪化する一方でした。今回、組織再編でジャニーさんを後ろ盾につけた滝沢君は、ジュニアと舞台班のトップに躍り出た。これは事実上の“事務所分裂”で、ジュリーさんが管轄する主流派とは別に、“滝沢派”が形成され、社内で独立を勝ち得たことを意味しています」

 嵐やTOKIO、V6などのマネジメントで余裕のないジュリー氏は、ジュニアにはほとんど目をかけることはなかった。高齢化が進み、新陳代謝もままならない状況に危機感を抱いたのが、ジャニー氏と滝沢だった。