オープン戦で“新人王候補”が躍動中だ。楽天ドラフト1位の宗山(むねやま)塁内野手(22)は3月9日の西武戦までに主に2番打者を任され、打率2割7分6厘ながら、得点圏では打率6割をマークするなど勝負強さを見せている。

「遊撃の守備ではスローイングに少々課題があるものの、守備範囲や捕球はプロの中でも高レベル。このまま遊撃のレギュラーとして起用されそうです」(スポーツ紙記者)

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田中将大が抜けスター不在の楽天で、早くも球団の顔に

 明大時代の昨年2月には侍ジャパンのメンバーに選ばれ、「20年に一人の逸材」として評価は高い。注目度ナンバー1のルーキーだけに、球団からの扱いも破格だ。

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「新人として初めて楽天モバイルパークでプロデュースグルメが販売される予定です。タンパク質摂取を意識していることから『宗山塁のこだわり鶏弁当』や、ブルーベリーの紫色が母校・明大のイメージカラーを彷彿とさせる『宗山塁のブルーベリーシェイク』など4種類です。田中将大投手(巨人)が抜けた今、楽天にはスター選手が見当たらない。早くも球団の“顔”として育てていく構えです」(地元紙デスク)

 爽やかなルックスから女性人気も見込める宗山だが、実は密かに女性人気を獲得しつつある“新人王候補”がもう一人。ロッテのドラ一・西川()(しよう)外野手(21)だ。