【世界のエリートの嗜み「ラテン語」の世界】

【世界のエリートの嗜み「ラテン語」の世界】

英語で“It’s Latin”の意味は「ちんぷんかんぷん」|身近で使われるラテン語|「死語」は学術用語にうってつけ?|教養水準と文法規範の複雑な関係【村上寛】

村上 寛 早稲田大学講師
ライフ 歴史

〈番組概要〉
 独自の視点で歴史を紐解く「+HISTORY」。今回のゲストは、早稲田大学講師で、人文知のプラットフォーム「クェス(QeS: Quid est Sapientia)」代表の村上寛さんです。
 村上さんは6月、ちくま新書から『ラテン語の世界史』を出されました。現代では特定の話者がいない「死語」として認知されつつも、欧米のエリート層が教養として学び続けるラテン語。この言語の2000年を超える歴史について、村上さんは著書で丹念にまとめています。
 日本人にはなじみがないと思いきや、ラテン語は意外なところで使われています。そんな卑近な例から、言語として“世界制覇”を成し遂げた経緯に至るまで、ラテン語の魅力に迫りました。

〈ゲスト〉
・村上寛|早稲田大学講師
1981年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。人文知のプラットフォーム「クェス(QeS: Quid est Sapientia)」で代表を務める。主著に『鏡・意志・魂––ポレートと呼ばれるマルグリットとその思想』(晃洋書房)など。

〈MC〉
・近藤さや香|フリーアナウンサー
1984年、愛知県出身。幼少期をアメリカ・ミシガン州で過ごす。2009年から2012年まで、アイドルグループ・SDN48の一期生として活動。2016年より、FMヨコハマ「Lovely Day♡」(月〜木9時〜12時)でラジオパーソナリティを務める。プライベートでは一児の母。 (衣装:Kitamura)

source : 文藝春秋 PLUS動画

genre : ライフ 歴史