■言霊のもちぐされ
第1回 居丈高さん、こんにちは
第2回 勝手に総裁“戦”観戦記
第3回 顔面字面(じづら)フリーク
第4回 政治家さん不倫キブン
第5回 言葉の偏食者
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第14回 同じ時代を駆け抜けてみた! 今回
第15回 恐怖のアラフォー・アタック
第16回 山ちゃん見参!
第17回 にごり水もまた美し
第18回 文脈さん、いらっしゃい!
第19回 「文学にうってつけ」を捜して
サントリーホールディングス会長の新浪剛史氏が違法薬物疑惑で電撃辞任したのは御存じの通り。それが報じられるやいなや、ハワイの高級コンドミニアムでの乱痴気騒ぎや、銀座の高級クラブでの狼藉がメディアをにぎわせた。高級好きなんだなあ……こういう人、バブルの時代には散々目にして来たけど、今もいるんだ……と思った私。リゾートのプールサイドかどこかで金髪の女を膝にのせてヤニ下がっている(死語)姿は既視感たっぷり……ああ、みっともない、と某雑誌をながめながら呆れていたら、夫が、大変だ! と言いながら、私にスマートフォンを見せた。
「なんと、この新浪さん、山田詠美さんと同じ学年だよ! 誕生日も近い!!」
え? だから? だから、どうしたんです、と憮然と聞き返す私に、追い討ちをかけたのである。
「いやあ、同じ時代を駆け抜けたんだなあ、と思うと感慨深いじゃん。そうじゃない?」
この、「そうじゃない?」というのは、私の口癖で、英語で言うところの「アム アイ ライト?(“Am I right?”)」って感じだろうか。私が間違ってるなんてあり得ないでしょ? という鼻持ちならないニュアンスを込めるのだが、これを、夫はおもしろがって、私をギャフンと言わせたい時に使うのである。
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source : 文藝春秋 2025年12月号

