義時はなぜ後鳥羽を殺さなかったのか?
本郷恵子(以下、恵子) 私たち夫婦の対談は、2022年2月号(「『鎌倉殿の13人』を夫婦で愉しむ」)、8月号(「『鎌倉殿』の死生観」)に続き、これで3回目になります。
本郷和人(以下、和人) 今年は『鎌倉殿』関連でテレビ出演や講演会によく出させていただきました。大河特需も終わっちゃうのか……。
恵子 それはどうでもいいんだけど、皆さんに鎌倉時代に興味を持っていただいて良かったですよ。
和人 ほんとうにそうだね。
恵子 ちょうど今日も大学で授業をしていたらドラマの話題になって。私と同年代の聴講生が「鎌倉時代の大河といえば、『草燃える』(1979)じゃないか」と言うんです。
和人 源頼朝役が石坂浩二さんで、北条政子役が岩下志麻さんだったよね。北条義時役の松平健さんはこの作品でスターになったような。
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!
初回登録は初月300円
月額プラン
1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2023年1月号