月刊「文藝春秋」の名物政治コラム「赤坂太郎」。与党圧勝で、無力感の漂う野党。リベラル勢力は結集できるか。
「291という議席数。責任の重さを噛みしめねばならない」
「集団的自衛権の一部容認を含めた閣議決定に基づく法整備を行っていくことに支持をいただいた」
「改憲は自民党結党以来の一貫した主張。国民的な理解と支持を深め広げていくために努力をしていきたい」
決戦から一夜明けた昨年12月15日午後、東京・永田町の自民党本部。首相・安倍晋三は、時に笑みを浮かべながら記者団の質問に矢継ぎ早に答えた。
衆院選で自民党は追加公認も含め291議席を獲得。民主党は73議席。以下、維新の党41、公明35、共産21。次世代、生活、社民は2議席だった。
投票前のマスコミ予想では自民単独で定数の3分の2にあたる317議席に達するとの見方もあっただけに「291」は、多少拍子抜けする数字ではあるが、文句なしの大勝である。
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source : 文藝春秋 2015年2月号