いつも「文藝春秋 電子版」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
新しい年を迎え、読者のみなさまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
2024年も何卒よろしくお願い申し上げます。
おかげさまで昨年12月に「文藝春秋 電子版」は1周年を迎えることができました。
この半年あまり、雑誌版にはないコンテンツ「電子版ORIGINAL」の記事の充実を図ってまいりました。
大反響をいただいている、秋山千佳さんの「ルポ男児の性被害」をはじめ、長田昭二さんの「僕の前立腺がんレポート」、朝吹真理子さんの「ふれる 日本の美を訪ねて」、「霞コン・丸コン特別編 本命と対抗」はいずれも他サイトでは読めないクオリティの高さを誇ります。
オンライン番組では、小泉悠さん、高橋杉雄さん、太田啓之さんの「アニメの戦争と兵器」が新シリーズとして人気に。昨年秋からは、穂村弘さんの「短歌のあなた」がレギュラー番組としてスタートし、好評をいただいております。
「旬の人、旬の話題」という点では、これまで「文藝春秋」があまり取り上げて来なかった分野も挑戦しています。
例えば、ゲームの分野では、「『Fate / Grand Order』大人気ゲームはこうして作られた」。これは製作者の1人である奈須きのこさんのロング・インタビューです。またお笑いの世界に関しては、「『ウエストランド、錦鯉はなぜ勝てた?』 非・老舗大手事務所の“戦略”と売れる芸人の“条件”」と題して、ソニー・ミュージックアーティスツとタイタンのマネージャーのお2人に対談をしていただいています。
さらに、電子版ならではのコンテンツの開拓もはかっています。
ひとつは「半沢直樹」や「映像の世紀」のナレーションで知られる山根基世さんの「声で読む文藝春秋」。これは「文藝春秋」が初めて挑戦する朗読コンテンツです。今後、月に2~3本の記事を朗読いただきます。
総合誌「文藝春秋」は101年の歴史がありますが、その歴史を知りたい方には、ドリヤス工場さんのマンガ「10ページでだいたいわかる『文藝春秋』」がおすすめです。主人公が列車で乗り合わせた謎の紳士が「『文藝春秋』とは一体どんな雑誌か」について語っています。
2024年は、台湾総統選、ロシア大統領選、自民党総裁選、アメリカ大統領選が予定され、さらなる激動の時代を迎えることが予想されています。
1月9日公開の2月号では、退任したばかりの前駐中国大使による第一級の回顧録や、森功さんによる安倍派の裏金問題の深層レポート、前国家安全保障局長・北村滋さんのガザ情勢分析を予定しています。
そのほか、睡眠研究の第一人者による「7時間睡眠を取り戻す12のメソッド」、有識者34人による「私の昭和歌謡ベスト3」アンケートといった面白い特集もあり、新年も充実したラインナップです。
佐藤可士和さんデザインの特製しおり(6枚1セット)は、電子版会員の希望者全員にプレゼント実施中です。ご応募は1月末までですので、どうぞ、お忘れなくご応募ください。
また、1月31日正午まで、電子版1周年を記念して『誰でも初月298円』のキャンペーン中です。これまで加入されたことのない方だけでなく、以前に会員だった方もお申し込みいただけます。ぜひご加入ください。
(編集長・鈴木康介)
source : 文藝春秋 電子版オリジナル