「文藝春秋 電子版」では、現代日本の政局から小説や短歌などの文化まで、さまざまなテーマを扱うオンライン番組「文藝春秋ウェビナー」を配信しています。今回はその中でもおすすめの番組を紹介します。
【フル動画】中野信子×島田荘司「AIには書けるのか？ ミステリの未来」
ミステリー界の巨匠・島田荘司さんをお呼びした本ウェビナーは、中野さんが「作家になりたい人は絶対に見たほうがいい」と語る充実の回に。創作における“メモ”の重要性や、AIの手による「ブラック・ジャック」新作への評価、ロシアの創作事情の紹介、嫌なキャラクターを描く上での注意点など、盛りだくさんの内容です。
【フル動画】浜崎洋介×與那覇潤「『保守』と『リベラル』、それぞれを叱る」
今年2月号から「『保守』と『リベラル』のための教科書」という連載を開始した浜崎さんと與那覇さん。ただ「保守」「リベラル」を安易にラベリングするのではなく、ウェビナーではむしろこうした概念が深い省察なしに使われていることに、警鐘を鳴らします。浜崎さんの「トランプが台頭することにむしろアメリカの健康さを感じる」といった指摘をはじめ、「歴史性」を重視した上でのお二人の深い含蓄に唸らされます。
【フル動画】穂村弘×かが屋・加賀翔「『短歌のあなた』第4回」
穂村弘さんによる「短歌のあなた」シリーズ。今回のゲストは、自身の“性癖”が垣間見える自由律俳句を発表してきたお笑い芸人・加賀翔さん。「酔ってないフリをしている乗り込んだエレベーターのどこも押さずに」など、短歌にも挑戦をしている加賀さんですが、その背景には何があるのか。途中で紹介される「教室」を舞台にしたコントにもご注目ください。
source : 文藝春秋 電子版オリジナル
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