「文藝春秋 電子版」は10月6日(日) 21時より、東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉悠さん、朝日新聞記者の太田啓之さんによるオンライン番組「“ミリオタ目線”で『坂の上の雲』を分析してみた」(前編)を配信しました。
“司馬作品”のなかの「大日本帝国海軍」
『坂の上の雲』は作家・司馬遼太郎が10年の歳月をかけ、日露戦争とその時代を生きた人々の青春群像を書き上げた大長編小説。現在、NHKで2009年から3年にわたって放送されたテレビドラマ版が、再放送されています。
「文藝春秋」11月号(10月10日発売)では、小泉さんと太田さんによる「『坂の上の雲』のミリタリー談義」がテキスト版として掲載されています。本番組では対談の模様を動画版としてご覧いただけます。
日露戦争とは日本近現代史においてどのような意味を持つ戦争だったのか。はたまた、第一次世界大戦前夜に起こったこの戦争は、軍事史においてどのような転換点だったのでしょうか。
番組では、世代を異にするお二人にとって“司馬作品”評から始まり、そこで描かれる「日本海海戦」の軍事的な分析へと展開していきます。
はたして、『坂の上の雲』は軍事評論に通じる各氏の目にはどのように映ったのか? ぜひご覧ください。
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source : 文藝春秋 電子版オリジナル