4. シャンプーはよく流しましょう
シャンプーの工程の中でも、特に怠りやすいのが「シャンプーの流し」です。見た目の泡が無くなった程度では流し切れておらず、まだシャンプーが頭に残っています。
シャンプーは完全に洗い流さないと、髪の毛に残留して“もったり”と重たくなったり、頭皮に残留し臭いや痒みの原因にもなります。
そのため「頭を掻く」ことよりも、「シャンプーを流す」ことに時間を多くかけた方がいいです。自分が「烏の行水」だと自覚されている方は、ふだんの3倍の時間はかけて流しましょう。
特に流すときに注意するのは、襟足です。襟足は後頭部からくぼんでいるため、髪の毛が一番密集する箇所です。そのため、頭皮までシャワーが通りにくく、元々通気性も悪いため、毛量の多い方は頭皮の異変や、臭いが出やすいところです。
5. コンディショナー、トリートメントはサッと流しましょう
コンディショナーやトリートメントは、毛先の1/2~2/3程度に付けましょう。これらは髪の手触りを良くする物なので、根元に付ける必要はありません。
また、コンディショナー(リンス)とトリートメントは、どちらか一つを使いましょう。
基本的にリンスとコンディショナーは、呼び方が変わっただけの同じ製品です。そしてトリートメントはコンディショナーの上位互換のようなものなので、両方付ける必要はありません。
流すときは軽くぬめりが残る程度に、サッと流しましょう。この際、洗い流した水が背中などを伝って付着すると、皮膚に痒み等が出てしまうこともあります。水が身体に触れないようにするか、その後しっかり身体を流すなどすると良いでしょう。
いかがでしたか。「これなら試してみようか」と思える、最低限のシャンプーの仕方。お風呂場で思い出したら、ぜひトライしてみてください。