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「芸能界の性加害」水原希子のコメント全文

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新しい事を受け入れていかなくてはならないタイミングなのではないか

 アメリカでも今大きなスタジオでは、インティマシーシーンの撮影の際にはインティマシーコーディネーターがいて、演者が守られている中、たくさん素晴らしい作品が生まれているなと観ていて感じています。

 アクションシーンにはアクション監督がいるように、インティマシーシーンにはインティマシーシーンのコーチを付ける事で、作品に関わっているすべての方にとって結果的にはプラスになると感じています。

 やはり、今までのやり方をしていた中で、何か新たな事、変化をしていく時には戸惑いを感じ大変だと感じる事もあるかと思いますが、今までのやり方によってこんなにも被害を受けた方がいるという事が今明るみに出て、ここで今までの現状を理解し、新しい事を受け入れていかなくてはならないタイミングなのではないかと感じています。

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 これから、こういう被害が起きないようにする為にも、インティマシーシーンの撮影の際には、積極的にインティマシーコーディネーターを採用して頂き、制作側も演者側もその存在を理解していく事で、よりアップデートされた健全な作品づくりをして頂けたらと感じており、私自身もそういった取組みをしている作品にどんどん関わっていけたらと思っております。その環境の中で自分の力が発揮できたらどのような素晴らしい作品に仕上がっていくかとても楽しみです。

 今後そのような事が受け入れられる世の中に変わっていく事を強く願っております。

 最後に、今回コメントを出した経緯として、もしかしたら今後どこかで役者を夢見る女の子に、製作者側が私の名前をネームドロッピング(編集部注 繋がりのある有名人の名を会話に入れ込むこと)をして、映画に出すよ、などと言い、被害に巻き込まれるという事態は絶対に起きてほしくないと願っています。なのでその様な事を言ってくる人がいたら騙されて欲しくないし、逃げてください。日本の芸能界、映画界には真っ直ぐな思いで作品を作ってる方が沢山います。

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