1ページ目から読む
2/2ページ目

残る可能性は、「事実婚」か、夫が「高市拓」になったか

「代表者名は原則として本名を記載すべきものだと通知を出しています。また、政治資金規正法では、届け出に異動があった場合は7日以内に届け出ることが定められています」(総務省政治資金課)

 5年前に離婚した際は、高市氏の資金管理団体「新時代政策研究会」の代表者は離婚直後にきちんと「山本早苗」から「高市早苗」に変更届が出されており、ルールに厳格な高市氏が届け出を5カ月も忘れているとは思えない。となると残る可能性は、未入籍の「事実婚」か、夫が「高市拓」になったかの2つに1つだ。高市事務所に聞いても山本氏に聞いても回答が得られなかった。そこで山本氏の長男で福井県議の山本建氏に聞くとこう語る。

「(小誌記者に聞かれたので)父に今電話したところ、高市拓になったそうです」

ADVERTISEMENT

調理師免許を持ち「料理担当」という山本氏 ©共同通信社

 最初の結婚生活は「山本姓」、2度目は「高市姓」を選んだようだ。

 4月27日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および4月28日(木)発売の「週刊文春」では、高市氏と安倍晋三元首相の関係の変化や、選択的夫婦別姓についての高市氏のスタンスなどについても報じている。

文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。

※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。