メジャー挑戦をわずか1年で断念して日本球界に復帰した、ソフトバンク・上沢(うわさわ)直之投手(31)。古巣の日ハムではなく常勝軍団と4年10億円規模と見られる大型契約を結んだことで、今なお古巣や世間からの風当たりは強い。だが、

「迎え入れた側のソフトバンクでは、宮崎での春季キャンプの第1クールを終えた2月4日、小久保裕紀監督が『すごくレベルが高い』と上沢を絶賛したうえで、開幕ローテ入りを示唆。新戦力への期待度は増すばかりです」(スポーツ紙記者)

日本では通算70勝 ©時事通信社

「単独行動が目立ち、ちょっと浮いている」

 同6日には、この日が誕生日の上沢のために球団がサプライズでケーキを準備。鷹ナインから祝福され、照れ笑いを浮かべた上沢だったが……。

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「まだチームに溶け込めている様子ではありません。むしろ、単独行動が目立ち、ちょっと浮いている」(同前)

 一体なぜか。その理由はマイペースすぎる調整にあるようだ。

「キャンプ第2クールのある日には、コーチが見守る中、ブルペンを貸し切りにして、捕手ではなくネットに向かって投げるネットスローを繰り返していました。昨季はメジャーで慣れない中継ぎ登板を求められて調子を崩しただけに、動作解析の専門スタッフが常駐するソフトバンクでフォーム固めに勤しんでいるようですが、正直、この時期にやる練習ではありません」(同前)

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上沢直之(31)が若鷹軍団に馴染めない《マイペース調整、まとめ役引退》