3年連続最下位からの再起を図る中日。春季キャンプ第2クール初日となる2月6日から合流したのが、中田翔内野手(35)だ。今季が2年契約の最終年。昨年11月の契約更改後の会見では「ダメなら切られるのが当たり前」と、不退転の決意を滲ませた。

 自主トレで体重を15キロ減の100キロまで絞ったことも話題になった中田。そんなベテランを虎視眈々と狙う人物がいるという。新任の松中信彦打撃統括コーチ(51)だ。

昨季は腰の怪我に泣かされた中田翔

「松中氏は、同じ九州出身の井上一樹新監督の強い要望で招へいされた。そのため井上監督からは全幅の信頼を寄せられています。ただ、キャンプ開始早々、ある問題が判明したんです」(球団関係者)

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 その問題とは、“教え魔”だということ。

「松中氏は褒めて伸ばすのではなく追い詰める指導法」

「評論家時代にも、解説のために球場に来ては古巣のソフトバンクの選手に即席指導するので、若手からは『また来たよ……』と煙たがられていた。新天地でも早速、選手たちの打撃フォームにあれこれ注文をつけ始めています」(スポーツ紙記者)

 その指導スタイルも懸念されているという。

「松中氏は褒めて伸ばすのではなく『もっとバットを振れ、結果にこだわれ』と追い詰める指導法。加えて、要求レベルも極めて高いのです。かたやいまの若手選手はメンタルが強くなく、とくに中日では発展途上の若手が多い。そのため早くも『ついていけません』と悲鳴が上がり始めている」(前出・球団関係者)

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「選手と飯を食いながら…」中日・中田翔(35)を狙う“教え魔”