第4子妊娠を発表→世間の反応に驚き
その後、2013年に第3子、2018年に第4子を儲け、1女3男の母親となった。第4子の妊娠を報告したときには、世間からは「おめでとう」の声が圧倒的で、本人も驚くくらいだったという。
翌2019年にはYouTubeも始めたが、コメント欄には一転して「もっと息抜きしてください」などと彼女を気遣う声が増えた。本人は《動画で見てもらうことによって信頼性が高まった気がしています》と話しているが(『Hanako』2021年12月号)、信頼が高まったのは動画のおかげという以上に、彼女がバッシングを乗り越えながら発信を続け、母親としても成長していっていたからこそだろう。
家事の負担は減らしながら、仕事も休まない
家事を100%のレベルでやろうと思うとストレスになってしまうので、掃除はルンバ、料理では電気圧力鍋などをフル活用して負担を減らすという具合に、上手に手を抜くことも覚えた。一方で、ブログやYouTubeなどを含め仕事も休まず続けている。そもそも彼女は常に何かをしていないと落ち着かないタイプらしい。
最初の出産後、行き詰まってしまったのも、気が抜けないからというばかりでなく、外に出られず、働けないことに大きなストレスを感じたからだった。それだけに、家事・育児も仕事があるから頑張れているという。
そんな辻について《ブルドーザみたいな感じで自分の道を行っちゃうので、こっちがハンドルを握るのは難しいんですよ。だったら、ブルドーザの行く先の道を動きやすくなるように作ろうと思って》と評するのは、コラムニストのジェーン・スーが辻を取材した際、同席した彼女の長年の担当マネージャーだ(『週刊文春WOMAN』前掲号)。