ゲームはかなり困難、カメラ性能も厳しいか
ゲームのようにパワーを消費する用途に関しては、まず期待できません。ゲーム画面を模した3Dベンチマークでは動きがコマ送りのようになってしまうほどですので、シンプルなパズル系のゲームでもない限り、プレイそのものが困難です。
カメラはどうでしょうか。本製品は背面に2つのレンズがあるように見えますが、このうちひとつはフラッシュで、実際には一眼となっています。画素数は200万画素と一昔前のスマホレベルで、写真撮影に重きを置くのであれば、選択肢に入らないでしょう。
以上のように、やはりパワーのなさが致命的で、何をするにも足を引っ張っている印象です。言い方を変えれば、パワーを必要としない用途であればある程度は使える可能性があり、電子書籍やYouTube再生はその典型例なのですが、本製品を常用するにはネックになる部分がもうひとつあります。それはバッテリーの持ちです。
本製品のバッテリー容量は5000mAhとやや控えめで、実際に操作をしていてもかなり急激なペースで残量が減っていきます。例えばプライムビデオで動画を1時間再生すると、それだけでバッテリーが約20%も減るほどです。
iPad miniだとせいぜい3%程度、同クラスのAndroidタブレットでも10%前後ですので、かなり極端です。基本的にはバッテリーの心配をしなくて済む自宅内で使うほうが、理にかなっていると言えそうです。
今回は1カ月に満たない試用期間だったため、長期利用時の耐久性まではチェックしていませんが、やはり価格相応のパフォーマンスでしかなく、購入するならば用途を見極めなければ厳しいというのが、今回試用した上での結論です。今回の製品に見られた特徴は激安タブレットの多くに共通しており、製品ページの口コミにはそれらの片鱗が見え隠れしていますので、そうした部分をチェックするのも、品定めの段階では極めて有効と言えそうです。
