
月刊文藝春秋のウェブメディア「文藝春秋PLUS」の中で、2025年8月に最も読まれた5本の記事を紹介します。
①川上千春「独占手記 妹・川上慶子 奇跡の生存者と私の30年」〈2015年8月10日配信〉
日航機墜落事故から30年の節目で、両親と妹を失った男性が当時の心境やその後の人生、また事故後にともに道を歩んだもう一人の妹への思いについて語りました。さらに歳月が流れ、事故から40年となったタイミングで、再び本記事が注目されています。

②森功「日枝久・フジサンケイグループ前代表 独占告白10時間」〈2025年8月7日配信〉
日枝久氏が沈黙を破り、フジテレビ中居正広事件について初めて語りました。森功氏のインタビューでは、第三者委員会調査や「上納文化」批判に反論し、また現状の経営陣に対する批判など組織内部の葛藤を赤裸々に語っています。

③「財務省に潜む爆弾、うつむく官邸、平成元年組の明暗、エースのイメチェン〈霞が関コンフィデンシャル〉」〈2025年8月7日配信〉
官僚たちの最新情報をお届けする連載「霞が関コンフィデンシャル」。最新回では、財務省が抱える2つの懸念、官邸での人事問題、揺らぐ警視庁の威信、新検事総長の人事予測に迫ります。

④井上久男「『日本の産業界はもう中国に追いつけない』6年ぶり現地取材で心底痛感した〈中国EV業界の最前線を往く〉」〈2025年8月22日配信〉
ジャーナリストの井上久男氏が、中国・深圳のEV産業を取材しました。現地では先端技術が駆使され、無人運転タクシーや空飛ぶ車の開発も進んでいるといいます。なぜ中国がこのような急速な発展を遂げたのかを探りました。

⑤保阪正康×川田稔×山下裕貴×新浪剛史×楠木建「大座談会 昭和陸軍に見る日本型エリート」〈2023年11月9日配信〉
「日本型エリートの失敗の本質」を昭和陸軍の人物像から読み解く対談です。細部にこだわる東條英機、才能ゆえに排除された永田鉄山・石原莞爾、現場で活躍した「亜流」の山下奉文・武藤章……。戦後80年の節目に、改めて読まれました。
source : 文藝春秋 電子版オリジナル

