【ゴッホが世界的画家になった納得の理由】

【ゴッホが世界的画家になった納得の理由】

‟度重なる悲劇”と‟義妹の後悔”が残した手紙|知名度を上げたゴッホの‟物語”|ゴッホは世界でどう広がった?|日本人だけが「芳名帳」を…|美術展のこれから

圀府寺 司 大阪大学名誉教授
エンタメ アート 歴史

〈番組概要〉
 独自の視点で歴史を紐解く「+HISTORY」。今回のゲストは大阪大学名誉教授の圀府寺司さんです。
 9月12日(金)に「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」が東京都美術館で幕を開け、さらに9月20日(土)からは神戸・福島・東京へと巡回する「大ゴッホ展」が開催予定と、今年も展覧会が目白押しなフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。
 生前はまったく絵が売れず、無名のままその生涯を追えた画家は、いかにして誰もがその数奇な人生を知り、展覧会に人が詰めかける存在へと変容していったのか。
 ファン・ゴッホ研究の第一人者である圀府寺さんに、その名声確立までの過程を解説していただきました。

〈ゲスト〉
・圀府寺司|美術史家・大阪大学名誉教授
1957年大阪府生まれ。大阪大学文学部卒業。81年にアムステルダム大学美術史研究所に留学、文学博士を取得。オランダ・エラスムス財団よりエラスムス研究賞を受賞。広島大学助教授、大阪大学文学研究科教授を経て同名誉教授。著書に『ユダヤ人と近代美術』(光文社新書)、『ファン・ゴッホ生成変容史』(三元社)など多数。訳書に『ファン・ゴッホの手紙Ⅰ・Ⅱ』(新潮社)がある。

〈MC〉
・近藤さや香|フリーアナウンサー
1984年、愛知県出身。幼少期をアメリカ・ミシガン州で過ごす。2009年から2012年まで、アイドルグループ・SDN48の一期生として活動。2016年より、FMヨコハマ「Lovely Day♡」(月〜木9時〜12時)でラジオパーソナリティを務める。プライベートでは一児の母。

source : 文藝春秋 PLUS動画

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