長らく不眠や睡眠不足に悩まされてきた私ですが、「文藝春秋」でこれまでに2度、睡眠特集を担当したことが転機となり、取材先でおすすめされたマットレスに替えたり、徹夜仕事をなるべく避けるようにしたりと、少しずつ改善を重ねてきました。
そして今回、11月号で3度目となる睡眠特集『決定版 50代からの快眠術』を担当。これまでに16万人もの睡眠改善をサポートしてきた睡眠コーチ・角谷リョウさんに、年齢を重ねてもぐっすり眠る方法を伺いました。

今回も早速、教えていただいた快眠術を実践しましたが、中でも特に効果を感じたのが「スマート電球の導入」と「朝の趣味時間をつくる」ことでした。
スマート電球とは、スマートフォンやタブレットと連携して明るさや色味を調整できるIoT家電。電球を取り替えるだけで、スマホ一つで好きな時に好きな色味・明るさの明かりに切り替えることができる代物です。
角谷さんのアドバイス通り、夜は落ち着いた雰囲気で眠気を促すように寝室の照明を暖色系の柔らかな光にする。朝はタイマー機能で、起床の少し前から白色光が徐々に明るくなるよう設定したところ、まるで太陽光に起こされるように自然と目が覚めるようになりました。低血圧で寝起きの悪い私ですが、朝のだるさも驚くほど軽くなりました。今では寝室以外の電球もスマート電球に替え、夜になるにつれて自動的に少しずつ暖色系の明かりになるよう設定しています。

ちなみに私が使っているスマート電球には音楽に合わせて照明を変えてくれる機能もあり、プチディスコ気分を味わうことも可能です。
さらに、角谷さんの「朝に趣味の時間を持つと“早く寝る理由”ができる」というアドバイスも実践。家の近くにある市場まで早朝散歩がてら出かけ、新鮮な魚や野菜を選ぶのが趣味になりました。特にこの夏は日中から遅い時間まで気温が高い日が続いたため、まだ涼しい早朝に動くことで一日が気持ちよく始まり、仕事の集中力も上がった気がします。
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