心が欲することを後回しにしない

第89回

NEW

エンタメ 芸能 ライフスタイル

“時代を作った人たち”の本音に迫る対談企画「有働由美子のマイフェアパーソン」。今回のゲストは、俳優の山口智子さんです。

 

■連載「有働由美子のマイフェアパーソン」

第84回 清水ミチコ(タレント)

第85回 鈴木俊貴(動物言語学者)

第86回 又吉直樹(芸人・作家)

第87回 秋元康(作詞家)

第88回 今回はこちら

 有働 お衣装、素敵ですね。ちょっと作務衣のようなデザインで、草木染めのような自然な色合い。ご自分で選んでいらっしゃるのですか。

 山口 はい、最近リネンに凝っていて。ZARAのお姉さん的なスペインのブランドで、マッシモ・ドゥッティ。お手頃価格でエレガント。ちょうどスペインから帰国したてなのですが、私の体に合うビッグサイズを買いだめしてきました。

 有働 どこへ行かれたのですか?

 山口 まず南スペイン。アンダルシア地方で、毎年2、3月にフラメンコ・フェスティバルがあって、素晴らしい先生たちのクラスに参加できるんですよ。日中そこで5〜6時間踊り、夕方には友達と待ち合わせてバルで美味しい食文化を堪能し、夜は連日素晴らしい舞台を観る。毎年参加しようと心に決めています。その後ポルトガルに入り、大好きなファドを毎晩聴き、ヘルシンキでちょっとゆっくりして帰るのが、自分のための贅沢な時間です。

対談日はスペインからの帰国したてだった山口氏(左) Ⓒ文藝春秋

 有働 完全プライベートですか。多少は取材を入れますか?

 山口 絶対入れないです。心身の限界に挑戦する超ハードなフラメンコ修業に集中したいので。

 有働 その状態を1カ月半も!

 山口 まだまだ足りない(笑)。フランス人なんて夏休みを2カ月くらい取りますよね。日本人も、もっと休んだ方がいいと思う。

 有働 休む罪悪感というか、長く休むと仕事機能が落ちるんじゃないかと心配になりそうです。

 山口 絶対落ちないですよ。休むことで復活再生して、100倍良い結果を出せる。北欧の国なんかはものすごく休むのに、労働の効率が世界最高レベルという結果が出ていますよね。

取り繕ってもバレる

 有働 1990年代に「連ドラクイーン」「高視聴率の女王」と呼ばれた山口さんですが、近年は国内外を飛び回って自ら発信されることが多いですよね。その一つが、旅の映像ダイアリーとして2023年に開設されたYouTubeチャンネル「山口智子の風穴!?」です。自分でカメラを回されて、普通の人が旅に出る時くらいの自然なメイクで出ていらっしゃる。テレビ的発想だと、しっかりメイクして自分をよく見せなきゃ、と思ってしまいますが。

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!

初回登録は初月300円

月額プラン

初回登録は初月300円・1ヶ月更新

1,200円/月

初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。

年額プラン

10,800円一括払い・1年更新

900円/月

1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き

電子版+雑誌プラン

18,000円一括払い・1年更新

1,500円/月

※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き

有料会員になると…

日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事が読み放題!

  • 最新記事が発売前に読める
  • 編集長による記事解説ニュースレターを配信
  • 過去10年7,000本以上の記事アーカイブが読み放題
  • 塩野七生・藤原正彦…「名物連載」も一気に読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 文藝春秋 2026年6月号

genre : エンタメ 芸能 ライフスタイル