
野村陽一(のむら よういち・花火師)
写真=杉山拓也 (本社)
「内閣総理大臣賞」が授与される花火競技大会は「大曲の花火」と「土浦全国花火競技大会」の年に2回だけ。そこで歴代最多の通算23回受賞を達成した野村花火工業を率いるのが、4代目社長の花火師・野村陽一(75)だ。不可能とされた至高の花火を創り上げた男が、生涯かけて突き詰める職人の矜持とは──。

「かさまスポーツ&フードフェス」(於宍戸ヒルズカントリークラブ)のフィナーレにて。「野村ブルー」を見ようと各地から観衆が駆けつけた

「星」と呼ばれる火薬をミリ単位で詰めて玉を作っていく

娘の優子さんも加わり試射の現場へ。天候や風向きにも常に気を配る

均等な同心円が広がり五重の大輪が開く「五重芯」花火を世界で初めて成功させた。今も打ち上げ前には、自身の眼で入念な確認を欠かさない
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