サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します
この9月、AIが人類を滅ぼすのではないかという話が世界を駆け巡った。米国のAI大手アンソロピック社の研究者が、「今後10年のうちに、AIが人類を滅亡させる可能性が10%以上ある」と発言したことがきっかけだ。AIがコードを作成し、自分よりも優れたAIを作り出す「再帰的自己改善」が、急速に現実のものとなりつつある。そうして人間よりも高度な思考能力と自律性を備えたAIが誕生すれば、人類はもはやAIを制御できなくなるという危機感が高まっているのだ。
イーロン・マスクらAI企業各社のトップも、開発を減速すべきと口を揃えてはいる。しかし企業間の競争、中国との競争が激しい中、ブレーキをかけられるか疑問という声も多い。権力をもってAI開発を強制停止できそうなのは、唯一トランプ大統領だけだろうが、氏によれば「AIが必要とする唯一の規制は、強くIQの高い大統領だけだ。米国にはそれがいる」ということであるから、それは結構でございますねと申し上げる他はない。
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