琴ノ若、千葉県松戸市出身、佐渡ヶ嶽部屋、23歳
祖父は元横綱の琴櫻、元関脇の琴ノ若を父に持つ期待の新鋭が、2代目琴ノ若だ。父譲りの懐の深さと、188センチ165キロの恵まれた体躯を持つ琴ノ若は、角界きってのサラブレッドとして、その将来が嘱望されているひとりだ。
先の秋場所は自身最高位の前頭三枚目まで番付を上げ、上位陣に初挑戦する場所となった。膝をケガして10日目から無念の休場となるも、7日目の新横綱・照ノ富士との結びの一番では、一瞬、横綱をヒヤリとさせる大健闘で国技館を沸かせた。続く8日目の正代戦では、大関を上手投げで土俵下まで投げ捨てての“初銀星”だ。「小細工は通じないので思い切り行きました」と挑戦者の若者らしく、その大器ぶりを見せつけた。
頭からぶちかます姿を、かつては“猛牛”に例えられた琴櫻。祖父が率いる、先代佐渡ヶ嶽部屋に生まれた琴ノ若は、幼少の頃から毎朝、祖父の膝に乗って稽古を見るのが日課だったという。4歳になるとまわしを付け、祖父を相手に稽古を始め、若い力士と同様に下駄を履いて幼稚園に通う。
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source : 文藝春秋 2021年12月号