日ロ関係を考え直す機会を
ロシアのウクライナ侵攻が長引いている。
ウクライナの決死の反撃も虚しく、ロシアを国境外に追い出すことはできそうにない。経済制裁を一層強化してもロシアが矛を収めるとは考えづらい。また各国の外交努力も先が見えない。
本誌ではウクライナ戦争の特集が組まれた。4月号の『プーチンの野望』ではロシアの思惑が議論され、5月号では日本の防衛構想として「日本の核武装」の是非について、6月号ではロシアなどに対抗する日米同盟が議論された。
今後は隣国ロシアと、欧米とは異なり長い歴史を持つ日本が、ウクライナ侵攻を続けるロシアとどう向き合うべきかを特集してほしい。
一時的な経済制裁や防衛論争だけではない、歴史・文学から政治・外交・経済、芸能・スポーツなどの多方面に渡って、これまで日ロ関係に携わった人々の率直な思いを知りたい。
政治・外交では北方領土問題に関わった政治家や外務省の担当者、経済ではサハリンプロジェクトやシベリア開発に関わった実務経済人、歴史ではシベリア抑留問題の専門家、文学ではロシア文学の専門家、大学の研究者にも発言してほしい。
また地方自治体の日ロ交流担当者や民間の交流者の話も聞いてみたい。
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source : 文藝春秋 2022年7月号