◆ジェンダーを巡る“共鳴”
文藝春秋digitalは、9月13日(火)19時〜、ジャーナリストの鈴木エイトさんによるオンラインイベント「統一教会と安倍派 “政界工作のルーツ”」を開催しました。
《イベントフル動画は本ページ下部にあります》
7月8日、奈良市内で参院選の遊説中だった安倍晋三元首相が銃撃され死亡しました。山上徹也容疑者(41)は、母親が統一教会に多額の献金を行っていた信者二世。20年以上にわたり統一教会に恨みを募らせていた山上容疑者は、2021年9月、韓国で行われた旧統一教会関連団体のオンラインイベントに安倍元首相が寄せたビデオメッセージを見て、「殺すしかない」と思ったと供述しています。
旧統一教会と政治のつながりが連日報道されるなか、萩生田光一氏と生稲晃子氏のふたりが「世界平和統一家庭連合・八王子家庭教会」を過去に訪れていたことが報じられました(8月16日、デイリー新潮)。
鈴木さんは、前回の「文藝春秋digitalウェビナー」で萩生田氏が旧統一教会系のイベントに来賓として参加している事実や、過去に萩生田氏に直接インタビューした際の発言などを挙げ、萩生田氏の釈明は「明らかに細かい嘘をついている」「信用性がない」と追及しています。
萩生田氏が統一教会との関係をきっぱり切る態度をとれない背景についても「現役の信者が(萩生田氏が)市議会議員の頃から関係があったことを証言するのは、これ以上、政治が教団にマイナスに働くような決定をしたら、より重大な証拠をリークする可能性がある」「萩生田さんの首根っこを教団側が掴んでいるのではないか」と言及しました。
その後も安倍派と旧統一教会の関係を追う取材を続けるエイトさん。9月9日に発売される月刊「文藝春秋」10月号では、旧統一教会による安倍派工作の「最も古い資料」についての鈴木エイトさんによる記事が掲載される予定です。今回のウェビナーでは新たに明らかになった、安倍第二次政権“以前”の繋がり、その接近の一幕についてお話し頂きます。
安倍元首相と統一教会との本当の関係はどういうものだったのか。その接近の背景には、どのような工作があったのか――大手メディアが報じない事実が明かされる予定です。どうぞご覧ください。
当日リアルタイムでご覧になれない方も、イベントの模様を収録した動画を配信しますので、何度でもご覧いただくことができます(※編集の都合上、動画はイベント終了後、一両日中に公開します)。動画は本記事のいちばん下(有料部分)にアップします。
◆イベント概要
イベント名:統一教会と安倍派 “政界工作のルーツ”
出演:鈴木エイト
日時:9月13日(火)19時〜20時30分(予定)Zoomウェビナーを使用して開催します。完全オンラインイベントです。
◆鈴木エイト プロフィール
滋賀県生まれ、日本大学卒業。2009年創刊のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表、主筆を歴任。2011年よりジャーナリスト活動を始め、「週刊朝日」「AERA」「東洋経済」「ダイヤモンド」に寄稿。宗教と政治というテーマのほかにカルトの二世問題や反ワクチン問題を取材しトークイベントの主催も行う。共著に『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩選書)、『日本を壊した安倍政権』(扶桑社)。
◆問い合わせ
文藝春秋編集部
メール:mbunshun@bunshun.co.jp
◆イベントフル動画
《フル動画はこの下にあります》
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source : 文藝春秋