硬くなくてもいい。回数が減ってもいい。中高年の性は諸行無常だ
思春期から中高年までに向けて、射精についての知識と心構えを解説した話題の本『射精道』(光文社新書)。その著者で泌尿器科が専門の今井伸医師と、「週刊文春」で「人生エロエロ」を連載中のみうらじゅん氏が、性の目覚めから、中高年の性生活までを語りつくす。
今井 これ、お土産です。浜松の「夜のお菓子」。ブランデーを使った最高級のVSOPです(笑)。
みうら 出た! うなぎパイ(笑)。ありがとうございます。今井さんは浜松の病院で、性機能障害や男性更年期の診察をなさっておられるんですよね。
今井 はい。今回は愛読しているみうらさんの本も持ってきました。
みうら ご著書のあとがきに「人生の2分の1は性的なことを考えて生きてきました」と書かれていたので、当然、「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」で始まる僕の連載は読んでくださっていると思っていたんですが(笑)。

今井 昔からガチのファンなんです。
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source : 文藝春秋 2023年3月号