【トランプは「敗北の大統領」となる】

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【トランプは「敗北の大統領」となる】

ロシア勝利を望む「その他の世界」|日本の“真の敵”はアメリカだ

エマニュエル トッド 歴史人口学者
村井 弦 文藝春秋PLUS編集長

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〈番組概要〉
 1つのテーマを分かりやすく読み解く「+ RONTEN」。今回のゲストは歴史人口学者のエマニュエル・トッド氏。
 ロシアの計算によれば、そう遠くないある日、ウクライナ軍はキエフ政権とともに崩壊する――。トッド氏はそう予測します。
 米国と欧州が自滅していく中、日本はどうやって生きるべきでしょうか。勝利は確実でも五年以内に決着を迫られるロシア、戦争自体が存在理由となったウクライナ、反露感情と独経済に支配される東欧と例外のハンガリー、対米自立を失った欧州、国家崩壊の先頭を行く英国、フェミニズムが好戦主義を生んだ北欧、知性もモラルも欠いた学歴だけのギャングが外交・軍事を司り、モノでなくドルだけを生産する米国、ロシアの勝利を望む「その他の世界」……。
 21カ国で翻訳が決まりながら、英語圏ではいまだに刊行されていない『西洋の敗北』について、トッド氏に訊きました。

〈目次〉
1:05 開始
2:06 『西洋の敗北』を著した動機とその内容
9:12 トランプ氏の関税発言をどう見るか
11:06 トランプ氏の保護主義の欠点
13:06 民衆によるトランプ氏の過大評価
15:54 日本はアメリカとどう向き合うべきか
18:50 戦争終結と和平交渉への見解
26:19 未定の英語版への考え

〈ゲスト〉
・エマニュエル・トッド|歴史人口学者
1951年、フランス生まれ。ソルボンヌ大学で学んだのち、ケンブリッジ大学で博士号を取得。世界各地の家族構成や人口動態などのデータで研究を行う。各国の家族制度や識字率、出生率、死亡率などに基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、トランプ大統領誕生、英国EU離脱などを予言したことで知られる。新刊『西洋の敗北』ほか、『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』『第三次世界大戦はもう始まっている』など著書多数。

source : 文藝春秋 PLUS動画

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