健康診断の結果という“数字の羅列”を、身体を読み解くコンパスに変える――。月刊「文藝春秋」への寄稿「健康診断は宝の地図だ」(2024年8月号)が話題を呼んだ総合診療医・伊藤大介氏が、健診結果の効果的な見方、活用術を徹底解説します。
第7回は、レントゲンと心電図の「所見」の読み解き方を徹底解説します。
分かりにくい画像診断の所見
読者のみなさんは、健康診断の結果表に記載されている「胸部レントゲン」や「心電図」など画像診断の所見を気にしたことはあるでしょうか。
「胸膜肥厚」や「T波低下」などの難しい専門用語が書いてあり、「どうすればよいかわからない」と戸惑われた方も多いと思います。ただ、画像診断からも重篤な病気のリスクがわかるので、決して無視すべきではありません。
そこで、今回は画像診断の解釈の仕方から、意外な裏事情までを、わかりやすく解説していきます。
画像診断は「芸術作品」の解釈に似ている
本題に入る前に、まずは前提として知っておいてほしい事実があります。
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