人は何歳まで生きられるのか――最新研究の現在地
今、老化制御ビジネスが世界中で高い注目を集めている。
「不老不死は難しくても、寿命を100年延ばすことはできるのではないか」。グーグル共同創業者のラリー・ペイジは、こう発言している。そして寿命を劇的に延ばすことを目標とする研究所「カリコ」を設立し、15億ドルを投資した。
グーグルの投資部門の責任者だったビル・マリスもこんな予測を口にする。
「人は500歳まで生きられる」
「私は死ななくてもすむようになるまで長生きしたい」
実際、アメリカでは老化予防ベンチャーの設立が相次いでいる。
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source : 文藝春秋 2023年3月号