1つのテーマを分かりやすく読み解く「+ RONTEN」。今回のゲストはライターの飯田一史さんです。2023年に飯田さんが上梓された『「若者の読書離れ」というウソ』(平凡社)は各種データからZ世代の読書の実態について明らかにしています。活字離れが叫ばれる昨今ですが、実のところ小中学生の読書量は過去最高、高校生や大人についても横ばいと、データを見ると「活字離れ」からはかなり違った様子が見えてきます。一体どういうことなのか、飯田さんに詳しく解説していただきました。
〈ゲスト〉
・飯田一史|ライター
…出版社にてカルチャー誌や小説の編集者を経験したのち、独立。マンガ、ネット動画などのサブカルチャーと、ラノベ、ウェブ小説などの文芸をドメインに取材・執筆を手がける。著書に『マンガ雑誌は死んだ。で、どうするの? マンガアプリ以降のマンガビジネス大転換時代』『ウェブ小説の衝撃』『「若者の読書離れ」というウソ』など。
(聞き手=文藝春秋PLUS編集長・村井弦、全49分)
source : 文藝春秋 PLUS動画