名作椅子、5つの視点

名品探訪

ライフ アート

椅子の価値とは、何をもって測るべきか? そして、どう選ぶべきなのか?

今回はそんな疑問に答えるべく、5つのポイントから名作椅子を選び抜いた。

 

構成=山下英介、写真=長山一樹(S-14)、スタイリスト=土屋大樹

トーネットの 「No.209」

無垢材を蒸気で曲げる加工技術と量産システムを19世紀半ばに確立した、ドイツのトーネット社。ウィーンチェアとも呼ばれる「No.209」は、わずか6つのパーツから構成された簡潔なフォルムで建築家のル・コルビュジエにも愛された、モダン家具の礎。¥209,000(フレイス ☎03-6550-9212) ※写真右は同モデルのヴィンテージで、長山一樹氏の私物

写真家にして椅子愛好家・長山一樹が美しき椅子に向ける眼差し

 日本を代表するファッション写真家、長山一樹氏。ミッドセンチュリー家具のコレクターとしても知られる彼は、数年前に蒐集品をまとめたギャラリーのような撮影スタジオをつくってしまったほどの筋金入りだ。

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source : 文藝春秋 2023年3月号

genre : ライフ アート