身構えるとダメ

　アラフィフの私は、3月号の大村崑さんと巽一郎先生との対談『「100年筋肉」を鍛えよう』を、他人事とは思えず拝読しました。

　恥ずかしながら私は筋金入りの運動音痴で、大人になってからは一切の運動を避けていたため、一時は肥満になり40代で命を落とす可能性すらある程でした。それを改めようと、現在トレーニングに励んでいますが、91歳の大村さんが筋トレに取り組む姿勢や、健康を追求するお姿に感服しました。

　また、巽先生の教えを読んで、自分の普段の姿勢の悪さや、よく噛んで食べる習慣がないことに気がつきました。日々の生活の中に、まだまだ改めるべき点があると痛感しています。

　そして、お二方が関西出身ということもあるのか、大村さんの病気のエピソードなど重い内容にもかかわらず、記事の文面からは笑いや明るさを感じました。

「100年筋肉」を鍛えるには、たしかな知識や日々の習慣とともに、明るさや前向きさが必要なのだと思いました。巽先生のおっしゃるように「身構えるとダメ」なのでしょう。

　記事を読み、この先も健康で過ごせるようにお二方の教えに倣って、私もトレーニングに励みたいと思いました。（広島県　西村広志）

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