宇佐見 高瀬さんとは何度かお茶をしたことがあって。初めてお会いしたときの虫さされパッチ、覚えてますか?
高瀬 えぇ?
宇佐見 私、蚊にさされて腕が赤かったんです。「ごめんなさい、こんな腕で」って言ったら、パッチをくれましたよね。心遣いが嬉しかったのを覚えています。
高瀬 ああ、よかった。余計なことじゃなくてほっとしました。
李 楽しそう(笑)。私は宇佐見さんとは初対面なんです。
宇佐見 楽しみにしていたので、お目にかかれて嬉しいです。李さんと高瀬さんはもともと仲が良いんですよね?
高瀬 私は2019年にすばる文学賞を受賞してデビューしたのですが、授賞式会場で声をかけてもらいました。作品を読んでいたので、「えっ、あの李さんだ!」って。そこからご飯やお茶に行ったり、コロナ下ではZoom会もしましたね。
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
新規登録は「月あたり450円」から
既に有料会員の方はログインして続きを読む
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の
全記事、全オンライン番組が見放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年5000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2023年4月号