車が拓く、新たな地平

名品探訪

ライフ ファッション

自動車は今、100年に一度と言われる変革期を迎えている。世界の名だたるメーカーが、最新のテクノロジーを結集したBEV(バッテリーEV)や、PHEV(プラグインハイブリッドEV)を続々と発売。斬新なスタイルを纏い、モビリティの新たな地平を拓く最新10モデルを紹介する。

※本記事の一充電走行距離(航続距離)、燃料消費率はメーカー発表のWLTCモード。価格はオプションを含まない車両本体のみ。駆動方式のRWDは後輪駆動、FWDは前輪駆動を表す

Audi(アウディ)|e-tron GT quattro
「2026年以降に発売する新型車は全てBEV」と宣言するアウディ。その旗艦スポーツカーがe-tron GTだ。独立したトランクを持つ4ドアクーペで、同社伝統の“クワトロ”の名の通り、前後に2基のモーターを持つ4WDだ。0-100km/h加速は4.1秒と俊足。なお、アウディ ジャパンは全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会などと目的地での充電インフラ整備を推進。チェックイン後、夜間に充電すれば翌朝十分な状態で出発できる。全長4990×全幅1965×全高1415mm、車両重量2280kg、一充電走行距離534km、1494万円

撮影協力=甲府・湯村温泉 常磐ホテル

 

 さあ、未体験ゾーンへ!

 スタイリッシュなボディのドアを開け、未来感覚とホスピタリティに溢れるコクピットに着座。ボタンで電源をONしてアクセルを踏み込むと静かに、力強く滑らかに加速を開始――。エンジン車とは一線を画す、静謐な高速移動空間がそこにある。

 最新のEVは、環境性能はもちろん動力性能や安全性・快適性を高いレベルで備える。都市部、高速道路のサービスエリアなどで充電設備を見かける機会も増えた。政府は2030年までに全国に充電器15万基を整備する方針を打ち出している。BEVとPHEVの2022年の新車登録台数は計6万9364台。まだ全体の3.1%だが、対前年比では58%増という勢いだ※。

 機は熟した。ぜひ一度ステアリングを握る機会を持ってほしい。あなたはどの車と走り出すのだろうか。

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source : 文藝春秋 2023年9月号

genre : ライフ ファッション