暮らしとカシミア

名品探訪

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カシミアの贅沢を、殊更にありがたがる時代は終わった。その心地よさは、日々の生活の中でこそ堪能すべきなのだ。

かけがえのない日常にカシミアの贅沢を

Brunello Cucinelli(ブルネロ クチネリ)
ケーブル編みのセーターのみならず、リブ編みのニットを使ったダウンベストやジョガーパンツに至るまで、すべてをカシミア素材で統一した、贅沢極まりないカジュアル。ブルネロ クチネリが拠点を置く、イタリア・ソロメオ村の風景を映し取ったかのような清々しい色味は、この日本の風景にも見事に調和する。ベスト¥677,600、セーター¥641,300、パンツ¥531,300/以上ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン☎03-5276-8300)

ハイテク素材を凌駕するカシミアの真価

 中国やモンゴルに代表される、アジアの山岳地帯に生息する山羊の一種から採取された、世にも細く柔らかな産毛。宝石にも例えられるその貴重な織物は、原産地のひとつであるインド北部のカシミール地方にちなみ「カシミア」と名付けられ、古くから上流階級の間で珍重されてきた。

 うっとりするほど柔らかな肌触りと美しい光沢感、そして高度な温度調整機能……。カシミアの魅力とは、どれほどハイテク素材が発展しようとたどり着けない、大自然の神秘。だからこそ、単なる高級品として扱うだけではもったいない。お気に入りの手拭いやジーンズのように、“暮らしの道具”として、カシミアという素材を味わい尽くそうではないか。

Hermès(エルメス)
ミドルゲージニットの上にフラワーモチーフの転写プリントを施した、エスプリの効いたカシミアセーター。袖を通せばあたかも自然と一体化したかのような感覚を味わえる、その滑らかな素材とアーティスティックな色柄は、エルメスだけが表現できる領域。アウターとして着こなしたい一着だ。¥712,800/エルメス(エルメスジャポン☎03-3569-3300)

上質素材だからこそ気取らず普段使いしたい

Zegna(ゼニア)
イタリアを代表する素材の匠、ゼニアの自然に対する畏敬の念が詰まった、最高峰の「オアジカシミヤ」製クルーネックセーターと、軽快なシャツジャケット。シャツジャケットは、自身のサイズに合わせたカスタムオーダーも可能。ジャケット¥451,000、セーター¥225,500/以上ゼニア(ゼニア カスタマーサービス☎03-5114-5300) その他/私物

Begg x Co(ベグ アンド コー)
内モンゴル産の極細カシミアを、清らかな水が流れるスコットランドの工房で織り上げた、軽量かつ美しい発色のカシミアスカーフ。季節を問わずユニセックスで使える名品は、ぜひ何色か揃えておきたい。各¥68,200/ベグ アンド コー(ボーダレス☎03-3560-5214)

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source : 文藝春秋 2023年11月号

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