日本の顔 吉高由里子

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吉高由里子(よしたか ゆりこ・女優)
写真=杉山拓也 (本社)

大河ドラマの現場でも弾ける笑顔は健在

「日常に転がっている小っちゃな感情の起伏をきちんと拾い集めて、それを客観的に文字に表現できる。そんな女性だったのかな」

 吉高由里子(36)は自ら演じる紫式部をそう喩えた。大河ドラマ「光る君へ」が佳境を迎え、今後はいよいよ主人公のまひろ(紫式部)が『源氏物語』の執筆を始める。

 撮影は1年半もの長丁場。数々の映画やドラマに出演してきた吉高にとっても未体験の世界だ。だが、本人に気負いはない。

「私、あまり本を読まないのに、なぜか本を書く役が多いんです。膨大な資料も渡されて、『もう、やめてくれぇ!』って叫んじゃう。あっ、出版社の文藝春秋さんを前にすみませんね。こんなこと言って。恐縮です(笑)」

 弾ける笑顔で、こんなお茶目な発言をするので周囲はドッと笑う。雰囲気も和む。撮影現場でも地方ロケでも同じ光景が見られ、誰もが、その魅力に心をつかまれていた。

※インタビュー記事も併せてお読みください

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source : 文藝春秋 2024年9月号

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