「文藝春秋 電子版」は9月10日(火)19時より、高口康太さんと安田峰俊さんによるオンライン番組「中国さっぱりわからん! 第20回」を生配信しました。
現場の最前線で中国に関する取材を続けてきた高口さんと安田さん。数多くの著作を発表してきた二人が「それでも、中国はさっぱりわからん!」と唸りながら、その深淵を探求する――それがオンライン番組「中国さっぱりわからん!」です。中国政治や中国社会の最新事情から日本に住む中国人の実態まで、幅広く語り合う対談形式の番組です。
◆NHK中国籍スタッフ不適切発言、靖国「落書き」男拘束……
第20回は、先月26日に発生した中国軍用機による領空侵犯、靖国神社の『落書き』容疑者の拘束、NHK中国籍スタッフによる不適切発言、二階元幹事長の5年ぶり訪中など様々なトピックから、最新の日中関係事情を深堀りしていきます。
先日、サッカーワールドカップアジア最終予選の日本対中国戦を「中国側」シートで観戦した安田さんと高口さん。習近平もサッカー強化を推し進めるという中国チームの進化、そして中国人サポーターたちの様子とは?
また、先月26日、情報収集機「Y9」による日本の領空侵犯が発生しました。5日後には中国海軍の測量艦も日本海領域に侵入。中国政府は「偶発的」との立場を主張しましたが、中国ではどのように受け止められているのでしょうか。
オンライン番組「中国さっぱりわからん!」では、毎月テーマを変え、ほかでは知ることのできないディープな中国情報をお届けしていきます。
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◆安田 峰俊(やすだ・みねとし)プロフィール
1982年滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員協力研究員。中国近現代史を専攻していた立命館大学文学部在学中に中国広東省の深圳大学へ交換留学、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。2018年、天安門事件に取材した『八九六四』をKADOKAWAより刊行し、第5回城山三郎賞・第50回大宅壮一ノンフィクション賞をW受賞。ほか、『「低度」外国人材』(KADOKAWA)、『さいはての中国』(小学館新書)、『性と欲望の中国』(文春新書)など著書多数。中国をキーワードに北米・東南アジア・アフリカまで取材する。
◆高口 康太(たかぐち・こうた)プロフィール
1976年千葉県生まれ。ジャーナリスト、千葉大学客員准教授。中国経済、社会、在日中国人などをテーマに取材活動を続けている。経済誌を中心に寄稿を続けるほか、「クローズアップ現代」「日曜討論」などテレビ出演も多数。著書に『現代中国経営者列伝』(星海社新書)、『幸福な監視国家・中国』(NHK出版新書、梶谷懐氏との共著)など。『プロトタイプシティ 深圳と世界的イノベーション』(KADOKAWA、高須正和氏との共編)で第37回大平正芳記念賞特別賞を受賞。
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