〈あらすじ〉

一流ボディガードのマイケル(ライアン・レイノルズ)は、ライセンスを剥奪され、憔悴しきっていた。イタリアの海辺で休暇を過ごしていると、かつてコンビを組んだ殺し屋ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)の妻で詐欺師のソニア(サルマ・ハエック)に拉致され、マフィアに捕まったダリウスを救出させられる。3人は、ギリシャの大富豪アリストテレス(アントニオ・バンデラス)が企てるEU諸国へのサイバーテロを阻止するために、インターポールに協力することになる。敵方のボディガードや殺し屋に追い詰められたマイケルは、伝説的なボディガードの父を頼る。

〈解説〉

ボディガードと殺し屋と女詐欺師が欧州の危機を救うために奮闘するアクションコメディ。シリーズ前作『ヒットマンズ・ボディガード』のパトリック・ヒューズが監督を務める。116分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆豪華キャスティングで、この話? 笑いがはじけず、ジレったい。アメリカではヒットしたというが。終盤やや持ち直す。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆乱暴で時代遅れで大雑把だが、憎めない馬鹿映画。S・ハエックとS・L・ジャクソンの悪口雑言が呑気な脱力感の源泉だ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆義理と人情に厚い殺し屋とボディガード。前作に劣らず命がいくつあっても足りない展開に、ソニアの色気と怒りも炸裂。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆続編らしい軽み。平均年齢が高めのスターキャスト陣がB級精神に則りふざけてくれる。地中海周りのロケが気持ちいい。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆『デッドプール』のレイノルズを思えばもっと尖ったコメディでも。編集と撮影もカプリパンツの様にピチピチ寸足らず。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』(米)
4月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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