茶色のシャツと黒のパンツに身を包んだミュージシャンの石崎ひゅーい(38)が、都内にある自宅マンションを出たのは8月17日の12時過ぎのことだった。彼のすぐ後ろには、残暑の厳しい日差しを避けるように日傘を女性が差す一人。髪の色こそド派手な金髪ながら、対比的な落ち着いた黒いワンピースを着こなすのは女優の小島梨里杏(28)だった。
時間は折しもお昼時。どこか心当たりのお店があるのか、石崎はスマホをしきりに操作してあたりをキョロキョロと見まわす。小島は時に石崎の肩越しにスマホをのぞき込む。寄り添いながら住宅地の路上を少しさまよった2人はやがて、お目当てだった目黒区内にある一軒の高級イタリアンレストランの中へと入って行った。
音楽のみならず、俳優としても活動中
2012年にメジャーデビューを果たした石崎ひゅーいは、「ピリオド」「パレード」といった代表曲を持つ今年で活動10年を数えるシンガーソングライター。俳優の菅田将暉(29)とコラボした「あいもかわらず」を8月2日にリリースしたばかり。
「石崎と菅田のタッグといえば、テレビドラマ『トドメの接吻』(日本テレビ系)の主題歌である『さよならエレジー』が大ヒットしました。石崎は楽曲をほかの歌手に提供するケースも多い。菅田の『虹』や山下智久(37)の『君の瞳の中に見えた丸くて青い星』、ナインティナイン矢部浩之(50)の『スタンドバイミー』など、著名人への楽曲提供で特に有名です」(音楽関係者)
音楽のみならず、俳優としても活動している。2016年に公開された「アズミ・ハルコは行方不明」では映画初出演を果たし、主演の蒼井優(37)との共演も話題を呼んだ。人気者の宿命か、かつて共演者キラーとして名をはせた蒼井とファミレスで一緒に食事をしている様子が女性週刊誌で報じられたこともあった。
石崎とのツーショットをツイッターに投稿したことも
そんな石崎と仲睦まじい様子を見せる小島梨里杏とは何者か。芸能関係者が解説する。
「子役時代から数えると芸歴は21年のベテランです。『小学一年生』(小学館)を皮切りに雑誌のモデルを長く務め、20歳のときには『烈車戦隊トッキュウジャー』のヒロインに抜擢されました。2016年には『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』で映画初主演を果たしています。2020年には長年所属していた事務所レプロエンタテインメントとの契約を満了し、2021年からはトヨタオフィスの所属になっています」