1ページ目から読む
2/3ページ目

 21日の撮影には、ライバルの女子プロレスラーを演じるライオネス飛鳥役の剛力彩芽(30)や、長与千種役の唐田えりか(25)も参加していた。

 実はゆりやんが撮影中に負傷したのは今回が初めてではないのだという。

大活躍中だった「極悪同盟」

93キロの体重がもろに頭にかかる過酷な撮影

「ゆりやんさんは以前にもプロレスシーンの撮影中に、指に怪我を負っています。そのせいでプロレスシーンの撮影が延期されてしまい、ゆりやんさんは非常に申し訳なさそうにしていました。今回の負傷の引き金になったと思われる21日は、まさに指の怪我により延期となっていたプロレスシーンの撮影でした。

ADVERTISEMENT

 増量して93キロになった体重の負荷がもろに頭にかかってしまう状況でしんどさを感じながらも、こうした事情もあって、ゆりやんさんは体調の異変をすぐに伝えられなかったのでは」(同前)

 結果的に2度もゆりやんの怪我を防げなかった制作陣。撮影前に指導があったとはいえ、格闘経験のない演者がプロレスのアクロバティックな技に挑戦することに危険が伴うことは予測できたはずだ。現場の対策は果たして十分だったのだろうか。

ゆりやんレトリィバァ(本人のInstagramより)

「プロレスの監修者がついていたものの、技の指導のみで、技の危険度や演者の体調面まで管理しているわけではありませんでした。

 共演者の剛力さんや唐田さんは、疲れた時などはマネージャーを通して休憩したい旨を伝えられたと思いますが、ゆりやんさんの場合は撮影中に担当マネージャーが不在だったこともあると聞いています。周りにたくさんのスタッフがいたとはいえ、親しいマネージャー以外にはなかなか疲れたとか休みたいといったことを言い出しにくかったのではないでしょうか。

 彼女はとても頑張り屋で、現場ではいつも笑顔。『大丈夫です、大丈夫です』『やります、やります』と明るく振るまっていたので、スタッフも無理をしていることに気が付けなかったんです。ゆりやんさんの体をケアし、ストップをかけられる存在がいなかったことが、一番の問題だったのではと感じます」(同前)