〈あらすじ〉

 イギリス北部に生まれたロビー・ウィリアムスは、幼い頃から傑出した歌の才能に恵まれ、世界的スターになることを夢見ていた。

 15歳で初めて受けたオーディションで、ボーイズグループ「テイク・ザット」の最年少メンバーに選出。デビュー後、センセーションを巻き起こすが、ロビーは心身の均衡を崩し、ドラッグに依存していく。グループから追い出される形でソロに転向し、やがてイギリスを代表するアーティストに。しかし、その後も様々な試練に直面し……。

〈解説〉

『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシー監督による、ロビー・ウィリアムスの半自伝的ミュージカル・エンターテインメント。ロビーをサルの姿で表現し(本人は声出演のみ)、伝説的ポップスターの栄光と葛藤、成長を描く。136分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆チンパンジーの顔というのが意表をつく。それが妙にリアルで表情豊か。せつなく胸にしみる。若き成功者の恍惚と不安も。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆「芸能力」を信頼する姿勢は悪くないが、映画の身振りが大きすぎる。爆音のヘヴィメタルを強引に押しつけられた感じ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆自己肯定できない自虐の映像の全てが気持ち良く痛く神経に刺さる。美しい声とダンスなのに猿で居続ける自己愛に拍手。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆本気の熱量を持つヤバい珍品。保守的な感性の男臭いポップオペラだが、奇矯さの中から王道感が突き上がる妙味に驚嘆。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆ロビーが何者かを知っていればエンタメとは一線を画したポップスターの伝記として楽しい。シナトラが感傷的に響く。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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配給:東和ピクチャーズ
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BETTER MAN/ベター・マン(英、米、中、仏、オーストラリア)
3月28日(金)より全国公開
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