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誹謗中傷を受けたと相談されるSNSのトップがTwitter

 詳細を報じる読売新聞の記事にもある通り、相談件数が6000件以上と10年前の約4倍となった総務省委託先の「違法・有害情報相談センター」では、誹謗中傷を受けたと相談されるSNSのトップが他ならぬTwitterなのであります。

 そのTwitterで起きている誹謗中傷対策も含めて、政府がどのようにSNSや検索エンジンなどのビッグテック対策をするのか検討しているのに、Twitterが塩対応するのでこれは駄目だと思うわけですね。

 かたや、堀正岳さんも記事にされていますが、海外ではフェイクニュース対策をしようと思ったら民主的に選ばれた大統領であるはずのトランプ大統領自身がTwitter使ってフェイクニュース流しててとんでもねえことになったでござるという状況です。これらの問題を語るのに、さすがアメリカ大統領自らゴミ情報流してやんのすげーと感心するべきなのか、フェイクニュース問題が社会や国家を揺るがす民主主義の重大課題になってしまったと嘆くべきなのか良く分からない状況になっています。

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Twitterが抱える「モデレーション問題」をイーロン・マスクはどう舵取りするのか(集中連載「揺れるTwitterの動きを理解する」第3回) @TechnoEdgeJP
https://www.techno-edge.net/article/2022/11/14/495.html 

私、山本一郎もTwitterからアカウントBANされた経験が

 そんな中、私もサービス開始早々からTwitterを愛用していたものの、意味の分からない通報を受けTwitterからアカウントBANを3回もされた貴重な経験の持ち主でもありますので、興味を持って本件問題については調べており、某所で記事を書いたんですよ。

イーロン・マスクのTwitter大ナタで思わず表に出たキラキラIT系外資の「裏側」とは @gendai_biz
https://gendai.media/articles/-/102106

 そしたら、どういうわけかこの記事がTwitter社からスパム認定されて、ツイートのURLから飛ぼうとすると警告が出るようになってしまいましたとさ。いやー、何を考えているんでしょうね。普通にTwitter社に勤めていたり、クビになってしまったりした友人らに個別に質問してまとめて記事にしただけなのにね。

 Twitter日本法人に広報本部長としてご在籍だったと見られるアカウントから、堂々とTwitter上で掲載媒体に対して問題個所も理由も示さず「記事を取り下げろ」と書かれており、控えめに申し上げて面白かったです。その後、紆余曲折あったのか、いつの間にか私の記事はスパム認定から外されていました。いったいなんだったんだ、あれは。

 さらには、漫画家・西原理恵子さんらと共に私が参加しているYouTube番組「火鍋チャンネル」の公式アカウントがTwitterにあるのですが、そのアカウントが山本一郎によるものだとはどこにも書いていないにもかかわらず、Twitterから俗にいう「シャドウBAN」の一種、SNS内の検索から除外されるサーチBANを食らうことになったんですよね(いまは回復)。これ、AIの誤作動だったら私の名前などどこにも書いてない火鍋チャンネルがBANされるはずがないので、それなりに日本のネット社会の事情を知っている人物が人力で実施したのではないかと思います。