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「変わってへんやないか!」ゴーストタウン化し明るい兆しが見えない能登半島…テレビが伝えない被災地のリアル《不肖・宮嶋目撃撮》

能登半島地震 #4

2024/04/07

genre : ニュース, 社会

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金沢市よりも近い七尾市が拠点になれば…

 そんなボランティアの助けになればと、登山家の野口健氏の尽力で七尾市の城山野球場グラウンドに100張り、200人が収容可能なハイテクテント村も開設されたが、いかんせん現在は鉄道で七尾まで行けることが知られていないのか、4月1日現在、収容可能人数の半分にも満たない60人ほどのボランティアがとどまっているにすぎない。

 七尾市に至っては断水もほぼ解消、テント村でも水洗トイレはちゃんと使えるし、市内の和倉温泉の「総湯」も再開、一般でも入浴可能である。ここ七尾を拠点にすれば金沢なんかより時間的にも距離的にもはるかに輪島や珠洲に近くなるのやが、そこまでの足の手配がなかなかつかないのである。

 ここは地元出身の森喜朗元首相兼東京五輪元組織委員長にいやいや我らが岸田首相にも強力なリーダーシップを発揮していただき、先頭に立って汗流すまではいかんでも、私財投げうってでも、差配いただきたいとこや。

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 3日に発生した台湾東部地震は、元日の能登半島地震を経験した私たち日本人にとってとても心が痛む。特に台湾の方々には東日本大震災直後にはいち早く200億円の義援金をいただいたばかりか元日に起こった能登震災直後も救助部隊のいち早い派遣を提案された。ここは我が国も直ちに自衛隊のC-2輸送機に大阪万博工事に使用しとる重機を積み、人命救助の専門集団、国際緊急援助隊を派遣することには自民党裏金議員の処分と違い国民はなんら疑問を呈さないはずである。

 しかし、台湾の方々同様、いやそれ以上に今の能登の方々にも、同じ日本人としてさらに関心を払っていただきたい。

 本配信記事と写真が皆様の関心を少しでも呼べば、それこそ写真家冥利に尽きるというものである。
 

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